北米で絶好調なのがBMWのSUV『X5』。その弟分『X3』が2003年末に発表されるのを前に、存在を知らしめようと『xアクティビティ』は生まれた。よってコンセプトカー的要素が多いものの、基本デザインはX3と変わらないという。
2003年1月1日からBMWグループとなったロールスロイスが、新生第一弾として『ファントム』を発表した。6750cc、V12気筒の453馬力、BMW製エンジンを搭載。ロールスロイスでは馬力表示をしないのが慣例だが、アメリカにおける商品の情報公開制度に沿って公表したようだ。
ダッジ『バイパー』のエンジンでバイクを作るとどうなるか。その答えが『トマホーク』だ。アルミ製8300cc、V10エンジンを搭載しパワーも500馬力のコンセプト“バイク”。近々100台限定で発売を計画中で、値段はおおよそ10万から15万ドルになる模様。
インフィニティ『トライアント』のコンセプトはコンパクトSUVとスポーツクーペのハイブリッド。インフィニティブランドをよりエキサイティングな方向性に移行させるためのデザインスタディ。ラグジュアリーかつクラッシクなデザインが特徴だ。
トヨタの“スイート”なコンセプトカーが『ファインS』。四輪駆動のFCHV=水素燃料電池ハイブリッド電気自動車だ。たなびく雲を連想させるスタイリングは、燃料電池自動車のデザインにおける自由度を示唆する。
トヨタが自社SUVの元祖ともいうべき「FJ」の名前を持ってきた。『FJクルーザー』コンセプトは、若年層をターゲットにした次世代SUV/ライトトラックのスタディ。キーデザイナーはキャルティ=カリフォルニア・スタジオのジン・キムで、25歳の若者。
ホンダの『スタジオE』は市販予定のない、完全なスタディモデル。昨年末に発売開始になった『エレメント』をベースに、後席を取り払ってDJブースに仕立てたもの。発売間もないエレメントのイメージ浸透を狙ったもの。
VW『ニュービートル』にコンバーチブルモデルが発表された。ルーフがオープンになった以外は特に大きな仕様の変更は無い。今月中に発売される。販売目標は「ハッピーではないすべての人をハッピーにするくらい」としか公表されていない。
マツダはLAショーで『RX-8』の「Xメン・カー」仕様を展示、映画『X2』との協力関係を正式に発表した。20世紀FOX『X2』はヒットしたSF映画『Xメン』の続編。ショー会場において、Xメン・カーは映画監督のブライアン・シンガーの手によって披露された。
アメリカ市場に2003年から初めて導入される三菱『ランサー・エボリューションVIII』。発売は2月下旬か3月上旬とのこと。ランエボVIIIは年内に4500台を販売する計画で、ショー会場での説明によると市場はもっとありそうだという。