大阪モーターショーは、大阪市のベイエリアである南港ポートタウン内にある「インテックス大阪」という国際展示場で行われた。規模は違うが「東京ビッグサイト」や「幕張メッセ」、それに「パシフィコ横浜」などと同じようなものといえる。
東京モーターショーの会場でトミカがオリジナルのミニカーを用意、子供というよりは大人を中心に人気を集めていたことは既報のとおりだが、それはそのまま大阪でも再現されることとなった。
ホンダという会社はモーターショーのプレゼンテーションにおいても、とかく革新的なことをやる会社だ。今では常識的となった車名の復唱も記憶にある限り、ホンダがパイオニアだったと思う。ステージでの激しいダンスなどもそうだ。
今回の大阪モーターショーでも観客の注目を集めまくっていたのが光岡『オロチ』だ。日産ブースの隣に位置し、しかも注目車のライバル(!?)である『GT-R』を真正面に、低い位置から“ガンを飛ばす”会場レイアウトで、負けず劣らずの観客を集めていた。
正確に言うのなら、『第2回・大阪モーターショー』で展示されているのは国産車のみで、輸入車については『第40回・大阪輸入車ショー』での展示となる。もっとも、同一の会場、同一のチケットで入場できるのだから、両者は一体化しているといえる。
初日は4万5000人あまりの観客を集めたものの、比較的ゆったりと見物できた大阪モーターショーの会場も、会期2日目となる土曜日はさすがにかなりの混雑となった。それでも東京モーターショーのように一方通行規制などはなく、自由に歩くことができた。
11月30日から12月3日まで、インテックス大阪では『第2回・大阪モーターショー』が開催されている。先月、幕張メッセを舞台に開催された『第35回・東京モーターショー』の出展車両を再展示するもの。
ボルボは新型のオールホイールドライブワゴン、『XC90』をデトロイトオートショーでデビューさせる。XC90はロングホイールベースの7人乗りワゴンで、ボルボ独自のセーフティ思想が7つのシートすべてに配慮されている。
サーブは来る1月のデトロイト・オートショーで、四輪駆動コンセプトカー『9-3X』を発表することを明らかにした。現時点でスケッチが公開された2ドア“クロスオーバー”は、次期『9-3』の外観デザインを示唆しているという。
ジャガーはデトロイトオートショーで新型の『SタイプR』を発表する。このSタイプは専用のメッシュグリルとスパーチャージド400hp、4.2リットルV8エンジン搭載。