今回の東京モーターショーは広大な幕張メッセの全ホールを使って行われている。自動車メーカーは並列した東、中央、西の各ホールに集結している。一般公開日は混雑必至のスペースだけに小さいお子さんが迷子になる可能性もある。
テロ事件、炭疽菌騒動などの影響で、一時開催が危ぶまれていた東京モーターショーだったが、2日間に及んだ「プレスデー」も大きな混乱もなく終了。あとは27日からの一般公開を待つばかりのようだが、それでも、会場周辺の警備を受け持つ千葉県警がピリピリしているのが、26日の特別招待日。
4輪で採用が進んでいるCVT(無段変速機)に2輪エンジニアが注目している。スズキは始めてCVT搭載の650ccスクーターを参考出品した。
東京モーターショーで記者会見した2輪各社の首脳から、高速道路2人乗り規制を撤廃したいという発言が相次いだ。
カワサキとスズキの提携に関し、2輪関係者の声を拾ってみた。「4輪と違って2輪は趣味性が強い。量産効果でコストを減らしても、商品力が落ちれば意味がない」などなど。これに対し、スズキの鈴木修会長は「やる気があればできる!」と一喝。
日本独自の軽自動車規格に合わせた『スマートK』は、小型自動車として登録される『スマート・クーペ』よりも3万円安い127万円で11月1日より販売される。日本専用に新たに開発された軽仕様は、コストがかかっているはずだが安く販売されるそのわけとは?
カルソニックカンセイのブースには「隠れたハイテク」がぎっしり詰まっている。そのなかのひとつが、20ミクロンという超極薄金属でセルをつくる新型触媒だ。
アストンマーチンからリリース予定の550bhp『バンキッシュ・バンテージ』には、オリジナル『V12バンキッシュ』に採用されている(そしてとても不評である)パドルシフトのギアボックスに代わって、6速マニュアルを搭載するとの噂が流れている。
東京モーターショーの2輪部門では、独BMW、米ハーレー、伊ドゥカティらの海外メーカーが好調ぶりをPRした。ハーレーは750cc超部門で国内シェアトップを快走、BMWやドゥカティも販売記録を更新し続けている。
GMファミリーとして10年以上が経過したサーブは、来年までに3つのニューモデルを、2010年までにはさらに6つのニューモデルを投入する計画だ。