情報筋によると、トヨタは11月16日にワンボックスワゴンの『タウンエース・ノア/ライトエース・ノア』の後継モデルである『ノア/ヴォクシー』を発売するが、このほど車両本体価格の概要を決め、取り扱い店のカローラ店とネッツ店にそれぞれ伝えた。
いよいよ一般公開が始まった東京モーターショー。読者の中にも「もう行ったよ」なんて方がきっと大勢いることだろう。今回はいろいろと注目する車種があり、久々に活気のあるショーとなったが、来場者の間で話題騒然、賛否両論となっているのは間違いなく光岡『オロチ』だろう。
東京モーターショーのために来日した独BMWのマルコ・マルツァンMC担当役員は、日本や欧州の一部で市場が拡大しているビッグスクーターについて「BMWとしては追随しない」と述べ、「BMWはコミューターではなく、バイクメーカーとして成長していく」ことなどを挙げた。
カルソニックカンセイのブースに、UCRなるものが展示されている。ユニフィケーション・オブ・コンデンサー・アンド・ラジエーターの頭文字を取ってUCR。エアコン用のコンデンサーとエンジンのラジエーターという、熱交換機能を持つふたつの部品を合体させたものだ。
28日の日曜日は13万人を超える子供連れ家族や若者らで、どこの展示ホールもいたるところで黒山の人だかりの混雑ぶりだったが、なかでも、あの甦った名車『フェアレディZ』を一目見ようと日産ブースにやって来たモーターファンも多かった。
東京ショーが27日から一般にも公開されたが、気になるのは来場者の人数だ。米同時多発テロ事件などの影響で、「間違いなく激減する」と、某出展メーカーの担当責任者も悲観的な予想をしていたが、なんと自工振の調べによると、初日の来場者は10万8000人。
「これからはトヨタ以外への納入比率を上げていかなければと思っている」。トヨタ系部品メーカー、アイシン精機の和田明広会長はこう語った。アイシン・ブースで注目されるのが、新開発の可変流量ターボチャージャー。
「直噴ディーゼルの進歩は早い。たとえばキャタピラーシステムを使用したいすゞさんのRV用3リットル直4直噴ターボディーゼルは、数年のうちに消える運命ですね」。デルファイ・オートモーティブ・システムズの関係者は、日本のテクノロジーをバッサリと斬る。
VW『ゴルフ』のエンジンに、ついに直噴ガソリンが登場する。シリンダー内に直接ガソリンを噴射する直噴エンジンは、日本では三菱、トヨタ、日産がラインナップしていることでポピュラーな存在だが、海外メーカーではほとんど例がない