【東京ショー2002速報】意外と便利なんです---『デミオ・ビジネスコンセプト』

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マツダは『デミオ』の荷室部分を改造した商用車『デミオ・ビジネスコンセプト』と、福祉車両の『デミオ-i』を出品している。いずれのクルマもリアのサスペンションの取り付け位置を見直し、荷室部分をスロープ付きの超低床状態に改造したもの。

いずれのクルマも、リアの荷室部分を極限まで低床化してあり、リアバンパーの一部が折りたたみ式のスロープに早変わりする仕組みだ。デミオ・ビジネスコンセプトではリアシートをたたむと、荷物を積んだ台車ごと積載可能となる。荷室の床面は二層構造になっており、荷物を降ろした後の台車はたたんで下層に収納。上層部は普通の床として使うことができ、シートを復帰させれば5人乗車も可能となる。

デミオ-iは同じシステムを採用し、専用の車いすに乗ったまま移動できる仕組みになっている。運転者とのコミュニケーションを円滑に取れるよう、マイクとカメラを用意。運転者はインパネ部に設置されたモニターやスピーカーを通して、車いすに乗った人と話ができる。

マツダの会場説明員は「リアのサスペンションの変更がカギだった」と語る。サスペンションそのものに変更はないが、取り付け位置を変更したためにリアの車高が多少アップしているという。変更点はその程度で「運転を始めるとごくごく普通のデミオですよ」と語る。ビジネスコンセプトはコンセプトモデルとして終わりそうだが、福祉車両については「前向きに検討しているようだ」とのこと。

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《石田真一》

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