フォルクスワーゲン(VW)のプレスブリーフィングは、過去のモーターショーにおける同社のそれとは、およそかけ離れたものだった。ブースの中心に展示されたのは『パサート』でも『ニュービートルRSI』でもなく、スーパースポーツ『W12』だった。
24日、東京モーターショー会場で行われたフォルクスワーゲン(VW)のカンファレンスで、ドイツ本社のボードメンバー、ビュッフェル・ボッファー氏は「今年の日本市場における販売台数は、7万台を超えるだろう」と、現在のVWの躍進ぶりについて語った。
今回からフォードPAG(プレミアム・オートモーティブ・グループ)としての参加となったランドローバー。ボブ・ドーバー会長兼CEOが英国本社からやってきた。
「グランツーリスモ Concept 2001 TOKYO」はこれまでのグランツーリスモシリーズとは別のシリーズとして、よりカジュアルな位置付けをされている。今後の展開として昔だけのクルマをあつかったグランツーリスモや、フランクフルトショーなどのショーに出品されるクルマをあつかったグランツーリスモを作るかもしれないとのこと。
次期『GT-R』のイメージモデルが東京モーターショーで登場した。日産のカルロス・ゴーン社長はこう宣言した。「GT-Rはまだ開発中ですが、力強く生きつづけます。日本以外のマーケットでも販売します。そして、GT-Rは日産が考えるドライビング・プレジャーを表現する究極のモデルです」
マツダはこれからの3年間に16車種のニューモデルを日本で発売します! ---東京モーターショーでの記者会見で、マツダのマーク・フィールズ社長はこう宣言した。そのトップを切って、間もなくミドルサイズセダンのアテンザが登場する。
ポルシェは今年、『911』を8モデル、『ボクスター』を2モデル発表している。その中でも自信を持って勧めるのが『911カレラS4』、そして『911タルガ』の2車種だ。特にタルガはポルシェ初という大型のガラスルーフを採用。開放感のある明るい車内が特長となっている。
日本市場に本格進出後、初の東京モーターショーを迎えたヒュンダイ(現代)。世界戦略小型車である『TB』とスポーティなイメージの新型クーペは、共に来年までに日本市場へ投入を図るという。