ポルシェの歴史でおそらくもっとも過激な、そしてもっとも大きな話題となるクルマがジュネーブで発表されたV8オフローダーの『カイエン』だ。ポルシェ市販車で初めての4ドアであり、やはり市販車では初めてオンロードスポーツ以外への挑戦だ。
5日のメディアデイから第72回ジュネーブ・モーターショーが始まった。一般公開は7日から17日まで。場所はジュネーブ郊外(といっても電車、バスで都心から10分ていど)の「パレクスポ」国際展示場だ。新型車ラッシュのショーとなる。
フィアット-PSAが協同開発・生産するミニバンのプジョー仕様が『807』だ。『806』の後継で、シトロエン『C8』、フィアット『ウリッセ』、ランチア『フェドラ』とともにジュネーブ・モーターショーで発表される。
自動車デザインへのチャレンジ、とトヨタがいうのが『UUV』(アーバン・ユーティリティ・ビークル)コンセプトだ。現在のSUVの進化形であり、アーバン・ビークルのニッチを提案するものだ。1994年に『RAV4』が登場したときのような意味合いをもつという。
メルセデスベンツは2代目となる新型『CLK』をジュネーブ・モーターショーでワールドデビューさせる。古典的なクーペだが開発目標が保守的というわけではなく、メーカーは実車が披露される前からレンジトップの「CLK55AMG」を自慢する。
『PTクルーザー』に待ち望まれていたオープンエアロードスターが登場した。正式な発表はジュネーブ・モーターショーで行われる予定。
フェラーリはジュネーブ・モーターショーにフロントエンジンの高性能スポーツカー『575Mマラネロ』を展示、価格を発表する。発売はショー明けになる見通し。その名前が示唆するように『550マラネロ』からの発展進化である。
日産自動車の北米統括会社の北米日産は、3月27日から開催されるニューヨーク国際オートショーで、新型SUV『ムラーノ』を発表する。ムラーノは、ざん新なスタイルの都市型SUVで、今秋、2003年モデルとして北米市場の日産店で発売される。
日産がアーバンSUVと呼ぶ期待の一台、『ムラーノ』がニューヨーク・オートショーでデビューする。ムラーノはイタリアの高級ワインをイメージした名前で、クロスオーバータイプのパッケージとユニークなインテリアを兼ね備えたクルマだという。
三菱自動車は『パジェロ・エボリューション2+2』コンセプトをジュネーブ・モーターショーに展示する。昨年のフランフルトショーで発表した『パジェロ・エボリューション』を、一般ユーザーにも使えるように2+2シーターとし、洗練させたもの。