『ACC2』はボルボのアドベンチャー・コンセプトカーの第2弾(頭文字)。『ACC』がオールニュー・デザインのコンセプトカーだったのにたいし、ACC2は『V70XC』をベースにしており、その高性能仕様に位置する。
ローバーがジュネーブ・モーターショーに出展した『TCV』(ツアラー・コンセプトビークル)は、ローバーの将来のプロダクトデザイン思想を具現化したものだという。2004年以降に発売される新世代ローバーおよびMGのさきがけがTCVなのだ。
W12エンジンを搭載し、メルセデスベンツに挑戦するフォルクスワーゲンの高級車が『フェートン』だ。写真はすでに発表されていたが、公衆の面前に実車が姿を現すのは事実上、ジュネーブ・モーターショーが初めて。
ルノーは新型『エスパス』発売の準備がほとんど整っている。“ほとんど”であって“OK”ではないので、ジュネーブ・モーターショーの規則としてコンセプトカーあつかいになった。
メルセデスベンツの新世代『CLK』がジュネーブ・モーターショーで披露された。車内外とも先代より洗練と優雅をさらに増した。
オペルが欧州市場で発表予定のスモールMPVのプレビューが『コンセプトM』。Bプラス・セグメントに投入され、同じジュネーブショーで発表されたマツダ『MXスポーツラナバウト』、すなわち次期『デミオ』のライバル車となる。
『ブレラ』はミラノの中心街にある美術学校の名前であり、ギャラリーが集中するストリートの名前であり、学生や教授が顔を合わせる場所だ。つまりはもっともミラノらしい場所なのだ。いっぽう“ミラノのクルマ”といえばアルファロメオである。
MGは2月からミッドシップスポーツカーMG『F』の進化版で後継車となるMG『TF』を発売、ジュネーブ・モーターショーが国際披露の場となった。サスペンションはオールニュー、エンジンも性能アップ、デザインもリフレッシュされた。チーフデザイナーはピーター・スティーブンス。
ダイムラー・クライスラーはジュネーブ・モーターショーにおいて伝説の高級車ブランド、「マイバッハ」の60年ぶりの復活を発表、それとともに究極のラグジャリーリムジン、『タイプ12』の概要を発表した。