日産は新型フルサイズピックアップ『タイタン』によってビッグ3に対し、新たな挑戦を臨むことになる。競争にあたってカルロス・ゴーン社長は、2003年の日産は「満たされていない需要に配慮した」と記者会見で強調した。
タイタンの、300HP以上を発生する5.6リットルV8DOHCエンジンが、そういった「満たされていない需要」への解答のひとつだろう。このエンジンに匹敵するのは同じデトロイトショーで発表されたフォード『F150』ピックアップぐらいだ。
2段階ヒンジをもち、後方へほぼ180度も開くリアドアも「満たされていない需要」に応えたものだ。荷物を荷台に簡単に固定できるアタッチメントや、後輪後方に、救急キットやジャンパーケーブルをしまう収納スペースも用意されている。
タイタンはアメリカで生産され、03年後半からショールームに並ぶ。日産では年間10万台を販売する計画だが、価格は未定。
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