ついに、GMも動かざるを得なかった……。最近、アメリカの映画やTVの画面で、そしてLA、ニューヨークの街中で、巨大クロームホイールと超低扁のタイヤを履いたキャデラック『エスカレード』や、リンカーン『ナビゲーター』などの姿がやたら目に付く。
クライスラー「スピードショップ」の販売ディスプレーはある程度の規格化が可能。しかし、チューニング設備となると、各ディーラーで現状の機材設備状況が違うため、「1社ずつ、細かく個別に対応」するという。希望があれば、エンジンダイナモも設置するという本格的な構想だ。
アストンマーチンは本国でも発表されたばかりで販売も始まっていない『DB9』を幕張に展示した。その横には『V12バンキッシュ』も置かれている。この2台、スペックで見ると大差ない。新しい分、DB9の方が上回る数字もある。
「スピードショップ」対応製品を企画開発するのは、クライスラー社内のPVO(パフォーマンス・ビークル・オペレーション)部門。
クライスラーがとんでもない戦略に出た!「スピードショップ」と命名したチューニング施設を、既存のクライスラー/ダッジ・ディーラー内に設置し、正規メカニックがエンジンチューンを施した新車に「100%メーカー保証」をつけて販売してしまおうというのだ。
日本メーカー系チューナーでアメリカ市場最後発となったNISMO(ニスモ、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)の第一弾は、月産3000台ペースで売れまくる『350Z』(日本名『フェアレディZ』)の対応パーツ。
マツダの自社カスタム部門、マツダスピードでは、『RX-8』に期待大。これまでに他のモデルで米専用にターボモデルを発売した経験があり、RX-8ターボの近年中の登場も充分予想される。
『インプレッサWRX』を主力とするスバルは、US専用の2.5リットル搭載「STi」仕様で三菱『ランエボ』に対抗。STiについて、SPT販路の中でより積極的なセールス攻勢をかけるとの発表があった。
『ランサー・エボリューション』人気で沸く三菱ラリーアート。米国仕様はAYC、ADC未装着で5MTのランエボに、「RS」バージョンが登場。パワーウインド、リアウイングなどを省略して約70kgを軽量化。
ホンダは今回、アキュラ向けのアフターマーケットの新ブランド、「Aスペック」を発表。『TL』や『TSX』(日本のホンダ『アコード』)対応のエアロパーツを参考出品。