マツダは日本語の名前をつけたコンセプトカー3種を展示した。ライトウェイトオープン2シーターの『息吹』、6シーターマルチパーパスビークルの『鷲羽』、次世代コンパクトスポートの『Kusabi』(楔)だ。
スズキ『ツイン・マイスタイル』の開発に携わった営業推進部の石橋絵里子さんは「『ツイン』はまだまだよくなります」と爆弾発言をする。
『CS&S』はトヨタのヨーロッパスタジオED2(イーディースクエア)のデザイン。幾何学的なフォルムの中に、そこはかとなく、日本のかっこよさ「Jファクター」を込めたのがポイントである。
オリジナル家具やグッズなどを集めたセレクトショップを展開するConran(コンラン)グループによってデザインされた『キューブ キュービック+コンラン&パートナーズ』は、キューブキュービックをベースとしたデザインコンセプトカー。
北米市場をターゲットとした『ムラーノ』は排気量3.5リットルの「VQ35DE」エンジンを搭載した大型SUV。「独特で刺激的なスタイリング」でライバル車との差別化を図ったという。
スズキの津田紘社長は、米GMと共同開発した軽の燃料電池車である『MRワゴン-FCV』が10日に国土交通相の認定を受け、公道試験に入ったことを明らかにした。軽の燃料電池車としては、今年2月に始めたダイハツ工業のの『MOVE FCV−K−2』に次いでの公道試験となる。
『FUGA』(フウガ)は“モダンな和”をテーマにデザインしたインテリアを持つコンセプトカー。『スカイライン』や『フェアレディZ』で採用される後輪駆動のFMパッケージを採用しており、時期『セドリック』『グロリア』とも噂される。
トヨタ『NLSV』は等身大のクルマ選びに応え、便利で使いやすいがコンセプト。「クールモダン」がデザインテーマだが、実は「中性的」なクルマだった。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、今回出品したコンセプトモデルなどの日本市場投入計画を明らかにした。コンパクトコンセプトの『Cノート』は、これをベースにした新型車を来年に、米国で先行投入したSUV『ムラーノ』は来年秋にといった具合だ。
トヨタはトヨタブースに加えてレクサスブースを設置した。もちろん同社初の試みで、2005年に展開が始まる国内新販売チャネル「レクサス店」のブランドイメージを定着させる目的もあるものと思われる。