スズキ商品企画統括部デザイン部、吉村等部長:「スバル『R1e』。小さいクルマとして手応えのあるカタチだ。日常生活に充分で、さらにキビキビした走りを予想させる。若年層からハッピーリタイアメントまで、幅広く受け入れられるのではないか」
スズキ商品企画統括部デザイン部、吉村等部長:「どのような作品でもいいところや独自の点を認めるように、フレキシブルな見方を心掛けているので、悪いデザインのクルマはない」
日産自動車デザイン本部、中村史郎本部長:「マツダの『息吹』が好きですね。注文を付けるともう少しエモーションがほしい」
トヨタ自動車グローバルデザイン統括部、御園秀一部長:「デザイナーは量産車の仕事で忙しいのでしょう。コンセプトはいいが造形力の足りないコンセプトカーがいくつかあった」
三菱自動車デザイン本部、オリビエ・ブーレイ本部長:「とくに1台はあげられないが、将来に過去を振り返って、2003年は日本らしいデザインを確立できた記念すべき年になるだろう」
マツダデザイン本部、モーリー・キャラム本部長:「ジープ『トレオ』。東京モーターショーは常に創造的で革新的だ。そうそう、三菱の自転車もよかった」
ホンダ、本田技術研究所和光研究所デザイン部、宇井與志男チーフエグゼクティブエンジニア:「プジョー『407エリクシール』。新しさと“品”がある。ホンダのデザインと方向性は違うけれど」
ゼロスポーツは、本年9月に国土交通省の型式認定を取得し、9月9日より全国販売を開始した、スポーツタイプの一人乗り電気自動車『ゼロEVエレクシードRS』を21日から開催される第13回名古屋モーターショーに出品する。
ホンダの燃料電池車スタディ『極』(きわみ)は重い燃料電池を車体中央部の低い位置に沖、重心を下げ、車体の回転慣性モーメントを減らし、スポーティな走りを達成すると同時に、広い車内スペースも確保した。
トヨタの『クラウン・コンセプト』は“クラウンらしさ”を従来の2/3に減らした……と、明かすのはグローバルデザイン統括部の御園秀一部長(10月25日、シンポジウム『叫べデザイン! 吼えろニッポン!』:日本自動車工業会、自動車技術会・共催)。