西ホールの内装部品コーナーで存在感を示していたのがレカロ(カイパーレカロ)のブース。ご自慢のシートは3基しか展示されていないのだが、その中でも只ならぬ存在感を示していたのが『マイバッハ』用のリアシートだ。
ホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』は、今月17日に発表された新型『オデッセイ』装着のディーラーオプションナビから、世界初となる新機能の提供をスタートさせている。それが「渋滞予測」だ。モーターショー会場では、オデッセイの運転席モジュールをそのまま使ったデモ機が用意されている。
ポルシェのブースに展示されるクルマは基本的に市販車か、まもなく販売開始されるモデル。『911ターボ カブリオレ』と『911 カレラ 4S カブリオレ』、V6エンジン搭載の『カイエン』などが初めて展示された。
三菱自動車工業がコンセプトテストカーとして出品した『i』。すでにフランクフルトショーで公開済みだが、新開発したミッドシップレイアウトの「MRプラットフォーム」によるラウンドフォルムは新鮮だ。
東京モーターショーにおいて「叫べデザイン! 吼えろニッポン!」のタイトルで、シンポジウムが開催される。新技術の採用でカーデザインは変わる、その変化の先端に日本はいる、それを世界に発信しようという企画だ。
つながるクルマ『PM』は人と人、人とクルマ、クルマとクルマがコミュニケーションできる仕掛けがいっぱい。新しい乗り方、操作、運転方法が、人とクルマの関係をもっとフレンドリーなものにしてくれる。
フェラーリブースでは『エンツォ・フェラーリ』が展示されている。485kW(660馬力)を発するV12エンジンを搭載し、お値段なんと7850万円。
慶應義塾大学環境情報学部の電気自動車研究室(清水浩教授)の学生が中心となって作り上げた、産学連携の電気自動車『エリーカ』に世界の熱い視線が注がれている。同車は前身の『KAZ』を更にリファインしたもので、指向はまさに世界最高水準だ。
スズキは今回出品しているコンセプトカーをはじめとして、先日発表された『ワゴンR』のマーク(エンブレム)を新しくしている。間もなくマイナーチェンジが行われる市販車も同様だ。
床下にコンパクトにレイアウトされたFCシステムによって、“まるごとキャビン”なデザインの『ファインN』。インテリアはエンジンがないおかげでインパネレスの新鮮な空間になっている。