『ツインマイスタイル』は女性に提案された、女性の為のクルマである。『ツイン』との違いはインテリア。その質感は軽自動車をも越えるかもしれない。
富士重工業が出品したEVのプロタイプ『R1e』とハイブリッドの『B9スクランブラー』は、同社のアドバンストデザインのチーフデザイナーであるアンドレアス・ザパティナス氏の指揮によるものだ。
一人乗りの『PM』はパーソナル・モビリティの略。乗るというよりは「着る」感覚のウェアラブルなクルマだ。究極の人車一体とも言えるPMは生物的なデザインで不思議な魅力を持っている。
ボルボの新型『S40』が日本初公開された。これはフォードグループ世界戦略で、マツダ『アクセラ』、次期フォード『フォーカス』とベースを共同開発したクルマ。日本では2004年春に導入される。
マツダは、水素ロータリーエンジンを搭載した『RX-8ハイドロジェンRE』を参考出品しているが、井巻久一社長は実用化時期について「3、4年以内」と明言した。燃料電池車向けの水素供給スタンドが少しずつではあるが整備されつつあり、実用化の具体的なめどが立ってきたことが背景にある。
ルノーは、『メガーヌ・クーペカブリオレ』を公開している。電動開閉式のガラストップを備え、オープンスタイルとクーペスタイルを変化させることができる。フランス本国でも未発売で、日本国内での販売計画は未定だが、ショーでは右ハンドルモデルが展示された。
8月に本国デビューしたばかりのフォルクスワーゲンの新型『ゴルフ』が東京モーターショーに登場した。展示されたグレードは「スポーツライン」で2.0リットルFSIエンジンを搭載しているもの。
ホンダが出品した8人乗りの上級ミニバンコンセプト『ASM』。福井威夫社長はプレスブリーフィングで「来年春の発売」を宣言し、「『オデッセイ』とともに、ミニバンのリーダーとして市場を活性化させたい」と述べた。
日産ではコンセプトカーの展示が目立つ。市販までまだ時間のあるものが多く、ワールドプレミアとなる『JIKOO』のほか『SERENIT』『REDIGO』『EFFIS』などが展示された。
スズキ『ランドブリーズ』はオフロード車であるが、オンナノコはカワイイというイメージで観るのかもしれない。