VW『コンセプトC』は「コンセプト」と名づけられているが、『ゴルフ・カブリオレ』の後継車種そのものといって間違いないだろう。ついにVWも電動開閉式メタルトップを採用したモデルを発売するのだ。ノッチバックが追加されたために全長がゴルフより伸びて4410mmとなり、コンセプトCはC/Dセグメントの中間に位置するサイズとなった。その恩恵でフル4シーターを実現でき、ルーフを上げた状態では400リットルのトランク容量を確保している。ルーフを製造するメーカーは明かされていないが、このグラスルーフをVWでは「シグマ」と名づけている。全体的にオーソドックスなデザインなのはゴルフ・カブリオレからの継承だが、その中でギラギラにメッキされたアルミのフロントグリルがやけに目立ち、上下のグリルを一体的に見せている。メーカーによれば「これが新しいVWのフロントエンドである」というが、アウディを連想させてしまうのはいかがなものだろうか。
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