レクサスは時間をデザインにとりいれたい。『LF-S』はレクサスデザインの今後を示唆する……と説明するのはグローバルデザイン統括部の御園秀一部長(10月25日、シンポジウム『叫べデザイン! 吼えろニッポン!』:日本自動車工業会、自動車技術会・共催)。
同じダイムラークライスラー・グループのブランドであるスマートと三菱は、新型車を協同開発するとすでに発表している。スマート『フォアフォア』と三菱『コルト』が兄弟車になると思われるが、クルマについて公式発表はない。
幕張メッセ屋外展示スペースで異彩を放っていたのが、JT=日本たばこ産業が出展した『スモーカー2』。公共空間における分煙をはじめ、喫煙マナーの向上を推進するために作られた喫煙スペース完備のイベントカー。
アストンマーチンはデビューしたての『DB9』を幕張に飾った。V12気筒エンジンをフロントに搭載するGTスポーツだ。『DB7』の後継となる。
ホンダ『エレメント』のコンセプトに関しては、21インチのホイールを着用、カスタムボディパーツを多用し、160HPの2.4リットルVTECエンジンを200HPにチューンして搭載。今後のエレメントのモデルチェンジの方向性を示すものとなった。
トヨタの幹部に「うちのクルマと激戦区でぶつかる」と警戒されたのが日産『Cノート』コンセプト。日産の商品企画本部・商品戦略室先行商品企画グループの山口正芳氏によると、来年には市販されるらしい。
今回のショー全体の中でも最も注目度が高かったのは、GMの1955年型ビュイック『ロードマスター』。1972年以降、「トゥナイト・ショー」というテレビ番組のホストを勤めるジェイ・レノが所有している。
“小さなモーターショー”として毎回人気のトミカ・スタンド(トミー)。今回もモーターショー特別仕様トミカや、歴代トミカの展示によって多くの人を集めていたが、期間中の10月30日に発売された『マグナム・ガーディアン』が展示されていなかったのちょっとがっかりだった。
シボレーブランドでは、すべての出品車が「エクストリーム」というタイトルのバーションだった。新型の『アベオ』コンパクトから『マリブ』セダン、『コロラド』ピックアップ、『エキノックス』小型SUVまで、すべてがスペシャルなエクストリーム・バージョン。
三菱自動車が出品した『SE・RO』(セロ)と『i』(アイ)、2台のコンセプトカー。iの車体は小型車枠だが、いずれも軽自動車向けに開発中のミッドシップエンジン/後輪駆動「MRプラットフォーム」を用いている。