英国ロンドンのアレキサンドラ・パレスにて、去る20日、21日の両日、クラッシックカーの展示会「Classic Car Live 2004」(クラシックカーライブ)が開催された。イギリスでは、クラッシックカーには根強い人気があり、多数の来場者がつめかけていた。
会場外の駐車場には、最近、リメイク映画が公開されたばかりの刑事ドラマ『スタスキー&ハッチ』に登場するフォードの1976年型『グラン・トリノ』が展示されていた。同車は各日の朝9時から会場近くを走行し、イベントを盛り上げた。
玄関のホールには、今回のイベントの出品車のうちでは、唯一の日本車である日産のダットサン『240Z』、つまり初代日産『フェアレディZ』が、最新型の『350Z』とともに展示されていた。どちらのクルマも、ボンネットをあけてエンジンをのぞき込んだり、運転席に乗り込んだりする人が後を絶たず、Zのイギリスでの人気の高さを改めて認識させられた。
会場内には、『007』シリーズに登場したボンドカーも展示。中でも、1964年に公開されたショーン・コネリー主演の『ゴールドフィンガー』に登場したアストンマーチン『DB5』は、レプリカとはいえ圧巻だった。