アメリカン・スズキでは、4月のNYオートショー(ニューヨークモーターショー)で、GMデーウのプラットフォームを流用した新型SUVを発表する予定だという。
このSUVは、現行の『ビターラ』、『グランドビターラ』などと並んでスズキのライトトラックラインとして今秋にも販売が始まる、と言われている。
いっぽうスズキとデーウ(大宇)とのプラットフォームの融合がこのところ急ピッチで進んでいる。現在でもスズキ『ベロナ』、『フォレンツァ』というセダン、『レノ』ワゴンなどのスズキ車が同じデーウ開発プラットフォームを元に作られている。
スズキは2003年度の実績で、全米で6万台のクルマしか販売していないが、2007年にはこの販売台数を3倍にする、というのが当面の目標。しかし、その方向性はスズキという独自ブランドというよりも、GMの小型車部門、という意味合いが大きい。
そうした中で、SUV投入は注目を集めるイベントとなりそうだ。