こりゃー、参った! ステアリングを握り、左右を見渡すと『MINI』(ミニ)に乗っているような、いないような。自然とウキウキしてしまう。なんだろう、この気持ち。筆者だけでなく、この魔力に包まれたメディア関係者は多いようで……。
若者と女性がそう思うのは、ミニ本来の商品コンセプトに沿うので、当然。だが、ショー会場に数台用意されている展示車にニコニコ顔でいつまでも座っているオジサン関係者の姿が目立つ。
ソフトトップ開閉は、ルームミラー取り付け位置の上部にある小さいスイッチで簡単操作。それを少し押していると、頭上がキャンバストップのように「クチャ!」となる。セカンドアクションで、一気に後方へ折りたたまれる。すると、リアシート上部のロールバーが結構目立ち、「普通のミニ」とは随分違う外観印象を抱く。
日本への導入も決定している「ミニのコンバチ」。日本の町並みにも、自然と溶け込んでいけそうだ。
【ジュネーブモーターショー'04速報】『MINIコンバーチブル』---絶妙の開放感!
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