マツダがジュネーブモーターショー(2日−14日)に展示した『MXマイクロスポーツ』コンセプトのデザインは、最近のマツダ・アイデンティティである精悍な表情とは少し違う方向へ振られたようだ。
「アグレッシブでシック」というコンセプトを抱えているが、エクステリアデザインはオーバーフェンダーを除くと大人しい雰囲気に仕上がっている。今までのマツダ車ではほとんどなかったAピラーのブラックアウト処理、左右ヘッドライトの間隔など、最近のマツダにおけるアイデンテティからは脱線しているようにもとれる。
次世代の模索の切り口のようである。