東京モーターショーに参考出品されるスバルの軽自動車『R1』は、2台の福祉車両として登場する。一台は自操式運転装置が組み込まれたタイプで、もう一台は助手席回転シートが採用された「R1・トランスケア・ウイングシート」だ。
昨年の東京モーターショーにも登場したダイハツ『ミラ・セルフマチック』は車いすのままクルマに乗り込むことができる自操式の福祉車両。今年の東京モーターショー展示モデルは市販に向けた、市販バージョンといえるものだ。
コンパクトカーでありながら、質感の高いインテリアを採用したことで話題の『ティーダ』。今回の東京モーターショーには、そのティーダのたっぷりとしたシートを採用した、助手席スライドアップシート車の「ティーダ・アンシャンテ」が出品される。
フライトシミュレーターの技術をスバルが開発した「ドライビングシミュレーターII」。そのシミュレーターに手動だけで操作が可能な自操式運転装置を組み込んだタイプが2台、東京モーターショーに出品される。
ベンチュリ『フェティッシュ』は、新たにブランド・イメージを表現したスタイリングが興味を引く。フェラーリやポルシェへの追従をやめ、独自のスタイリングを確立したことを評価したい。
荷物を配達するトラックやバンからクルマを離れる際に、いちいちキーを抜きドアロックをするのは面倒、という発想から生まれたのが『タイタンダッシュ/ボンゴコンセプト』。東京モーターショーに参考出品される。
軽自動車カーゴと同じく、ダイハツ『ハイゼット』軽トラックも年末にフルモデルチェンジを予定しており、東京モーターショー(プレスデイ:11月2日、一般公開:3−7日、千葉・幕張メッセ)で一足先に披露される。
大型トラック業界では2005年10月に実施されるディーゼル車の新長期排ガス規制への対応が最大の技術課題となっているが、三菱ふそうトラック・バスはNOx触媒の「ユリアSCRシステム」を採用したエンジンを技術展示する。
日産『キャラバン・ボックス・イン・ボックス』は、本来は運搬が目的であったワンボックスのバンにディスプレイという機能を付加した、新コンセプトの商用車だ。東京モーターショー(11月2日から、幕張メッセ)に参考出品される。
ホンダが東京モーターショー(11月2日から、千葉県千葉市の幕張メッセ)に出品する2台目の福祉車両コンセプトカーは、『ホンダ・アルマス・コンセプト』。ベースはミニバンの『エリシオン』だ。