日産『キャラバン・ボックス・イン・ボックス』は、本来は運搬が目的であったワンボックスのバンにディスプレイという機能を付加した、新コンセプトの商用車だ。東京モーターショー(プレスデイ:11月2日、一般公開:3−7日、幕張メッセ)に参考出品される。
バックドアやスライドドアからディスプレイボックスを引き出し、ボックスを展開すれば、すぐにスーツなどの商品を陳列することができるようになっている。駐車スペースさえあれば、すぐにショーウインドゥとして使うことができたり、商品のプレゼンテーションが行える。
イベント会場などで、ちょっと高価な洋服や商品をディスプレイする際には、効果を発揮してくれるクルマだ。ベースとなっているキャラバンは、室内高も高く、アパレル業界などでは運搬車として人気のクルマ。このようなディスプレイ機能が追加されたキャラバンががあれば、さらに人気を呼ぶだろう。