マツダ『先駆』のインテリアは、エクステリアと同様、デザインに徹底的にこだわっている。大型のスライドドア「フライングウイング」を開けると、本物感あふれる素材をふんだんに使用したシックなムードのインテリアが目に飛び込む。
「これが次世代のクルマのボディ材ですよ」とトヨタ車体車両実験部の谷本隆一主査(工学博士)が語り、指をさしたのがなんとケナフという植物。ケナフはアフリカやインド原産の温帯・熱帯地方で生育するアオイ科の草。
メルセデスベンツは燃料電池車の最新研究成果、『F600ハイジーニアス』を東京モーターショーに出品する。ダイムラークライスラーのメルセデス乗用車グループ研究開発担当役員のトーマス・ウェバーは「燃料電池車の量産化への大きな前進」という。
トヨタ『FINE-X』は、ミニバン型の燃料電池ハイブリッドカーだ。「FINE」はFuelcell(燃料電池)、INnovative(技術革新)、Emotion(情感)を組み合わせた造語。2003年に発表したスポーツカー『FINE-S』、ハッチバックセダン『FINE-N』に続くシリーズ3代目だ。
住友ゴム工業とダンロップファルケンタイヤは、第39回東京モーターショーに、ダンロップファルケンブースを出展すると発表した。
コンパクトなボディサイズと美しいデザインを特徴とする4ドアクーペコンセプト『FORIA』(フォーリア)。車名の由来は高揚感を表すイタリア語「euforia」で、主に成熟した審美眼を持つアダルトなユーザー向けて、新しいパーソナルカー像を提案する。
全幅1900mm、ホイールベース3100mmという巨大なミニバンの参考出品モデル『AMENIO』(アメニオ)。メインコンセプトは「エモーショナルな価値を重視した“マルチ・ピープル・キャリアー”」だ。
2005年初頭にデビューを果たすマツダ『MPV』が、ほぼ市販車そのものの姿でモーターショー会場に登場する。
マツダが出展するモデル群のなかで最大の目玉となるのは、2ドアクーペのコンセプトカー『先駆』だろう。2ローター直噴REと電気モーターを組み合わせたハイブリッドユニットで後輪を駆動する、新時代の4シーターロータリースポーツという提案だ。
アウディは東京モーターショーでスポーティ・コンパクトのスタディ、『シューティングブレイク・コンセプト』を世界初公開する。広い室内空間と実用性・機能性を、アウディのデザイン言語であるパワフルなスポーツカーに融合させた。