アウディは東京モーターショーでスポーティ・コンパクトのスタディ、『シューティングブレイク・コンセプト』を世界初公開する。「シューティングブレイク」はクルマの車体形状の種類で「ステーションワゴン」や「エステート」とほぼ同義だが、イギリスで貴族が猟(シューティング)に用いて荷台に猟犬や獲物を乗せて使ったという背景が語源にあり、高級でスポーティなイメージが同時にある。シューティングブレイク・コンセプトでは、広い室内空間と実用性・機能性を、アウディのデザイン言語であるパワフルなスポーツカーに融合させた。特徴的なフロントエンドは、ドイツDTMで活躍する『A4』や、『RSQ』スタディのイメージを反映している。シューティングブレイク・コンセプトのエンジンは250bhpの3.2リットル6気筒。クワトロ四輪駆動と組み合わされ、0-100km/h加速が6秒、最高速はリミッター電子制御の250km/h。アウディ・マグネティック・ライド(自動制御ダンパー)、タッチスクリーンモニター付きナビゲーション、LEDヘッドライトなど、東京で公開される技術提案は多い。シューティングブレイク・コンセプトの量産化についてアウディは明言していないが、「アウディではコンセプトカーが市販モデルになった例は多い」ともしている。
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