スズキは、助手席を左側(ドア側)に90度回転可能な機構を装備し、足腰の不自由な人の車の乗降の負担を軽減できる「助手席回転シート車」を『ワゴンR』、『MRワゴン』、『エリオ』に設定して、12日から発売を開始した。
ルノーは、『4CV』のスペシャルモデル『ベルネ・ペラール』も出品していた。最初の3台はチューブラーフレームにロバート・モウガーにデザインによるクーペボディを架装しており、1953年のルマン24時間耐久レースにも出場している。
ジャガーのスタンドでは、ラリー仕様の『マークIIサルーン』やルマンカー、そして試作車や歴代のさまざまなモデルなどを紹介している。その中で一際目を引いていたのは、サー・ウイリアム・ライオンズが最初に市販したスワローサイドカー『トルペード』。
ヒュンダイ(現代)モータージャパンは、ワールドカップ記念限定車『XG NAVIエディションFIFAワールドカップバージョン』を設定して発売を開始した。500台の限定販売となる。「300」の本革シート仕様が259万8000円。
今年からF1に復帰するルノーは、ジャブイーユのドライブでルノーにF1における初めての優勝をもらたした、1979年の『RS11』をスタンド中央に展示。その周りには92年から97年まで、6年連続でコンストラクターズ・タイトルを獲得したルノーエンジンを搭載の、歴代のF1マシンが並べられている。
今年のロサンゼルスオートショーに出展され、非常に話題を呼んだリンカーン『コンチネンタル』コンセプト。レトロスタイルの大型セダンのコンセプトだが、その後「是非市販モデルを作ってほしい」という要望が殺到している、という。
これらのパーツでSTi仕様を仕立てることはできるが、いわゆるメーカーチューンの「STiバージョン」は存在するのだろうか。「いまのところノーコメントです」と、車両研究実験統括部の長野永主任は含みのある笑顔で応える。