ジャガーのスタンドでは、ラリー仕様の『マークIIサルーン』やルマンカー、そして試作車や歴代のさまざまなモデルなどを紹介している。その中で一際目を引いていたのは、サー・ウイリアム・ライオンズが最初に市販したスワローサイドカー『トルペード』。
当時の他のサイドカーと比べても群を抜いてスタイリッシュなこのモデルのヒットが、その後のジャガーの基盤を作ったと言われる。今回は1928年製のモデル4が、「二輪のロールスロイス」と呼ばれ、アラビアのロレンスが乗っていたことでも有名な名車『ブラウ・スーペアリアー』に装着されて展示されていた。