東京モーターショーのために来日した独BMWのマルコ・マルツァンMC担当役員は、日本や欧州の一部で市場が拡大しているビッグスクーターについて「BMWとしては追随しない」と述べ、「BMWはコミューターではなく、バイクメーカーとして成長していく」ことなどを挙げた。
日産自動車は、超-低排出ガス車に認定された『ブルーバード・シルフィ』の特別仕様車「18Vi Gパッケージリミテッド」と「18Vi-4リミテッド」を設定して29日から発売した。
オートバックスセブンは、イギリスのタイヤメーカー、エイヴォンの『ZZ-1』シリーズを、10月下旬より全国のスーパーオートバックスで独占販売する。
アウディ・ジャパンは、11月から「アウディA6」と「アウディA6アバント」を発売する。
アウディ・ジャパンは、アウディ『A4』に「1.8Tクワトロ」と「2.4」の2車種を設定、11月から発売する。これでアウディA4は6つのラインナップとなる。
カルソニックカンセイのブースに、UCRなるものが展示されている。ユニフィケーション・オブ・コンデンサー・アンド・ラジエーターの頭文字を取ってUCR。エアコン用のコンデンサーとエンジンのラジエーターという、熱交換機能を持つふたつの部品を合体させたものだ。
28日の日曜日は13万人を超える子供連れ家族や若者らで、どこの展示ホールもいたるところで黒山の人だかりの混雑ぶりだったが、なかでも、あの甦った名車『フェアレディZ』を一目見ようと日産ブースにやって来たモーターファンも多かった。
東京ショーが27日から一般にも公開されたが、気になるのは来場者の人数だ。米同時多発テロ事件などの影響で、「間違いなく激減する」と、某出展メーカーの担当責任者も悲観的な予想をしていたが、なんと自工振の調べによると、初日の来場者は10万8000人。
「これからはトヨタ以外への納入比率を上げていかなければと思っている」。トヨタ系部品メーカー、アイシン精機の和田明広会長はこう語った。アイシン・ブースで注目されるのが、新開発の可変流量ターボチャージャー。
「直噴ディーゼルの進歩は早い。たとえばキャタピラーシステムを使用したいすゞさんのRV用3リットル直4直噴ターボディーゼルは、数年のうちに消える運命ですね」。デルファイ・オートモーティブ・システムズの関係者は、日本のテクノロジーをバッサリと斬る。