『デミオ』の走りの良さは速度を上げなくともわかると藤原主査はいう。「交差点を曲がるとき、いつもより突っ込み加減で進入して小さな半径で曲がってみて下さい。すっと向きを変えてくれます」
開発責任者の藤原清志・主査によると、新型『デミオ』の開発目標のひとつは「マツダのブランドDNAを最大表現すること」。藤原主査は、マツダDNAをまとめたのは、現フォード・ヨーロッパ社長で、かつてマツダの開発担当役員だったマーチン・リーチだという。
21日までマツダR&Dセンター横浜(横浜市神奈川区)で「新型デミオとその技術展in横浜」が開催されている。さる1日、特別企画として開発担当者による講演会が開催された。講師は開発主査、チーフデザイナーを含む開発メンバー、参加者は100人を越えてにぎわった。
イギリスはロンドンの市警察が、このほどパトロールカーとしてMCC『スマート』を導入した。渋滞が激しく、細い道も多いロンドンで、事故・事件現場に警官1人とその装備を急行させるのにスマートはうってつけというわけ。
マツダは4日、来年初めに発売開始が予定されている『RX-8』のティーザーキャンペーンを「MAZDA Web Members Site」で開始した。メールアドレスを登録するとRX-8に関する情報がメールマガジン形式で送られてくるというもの。
シトロエンがスモールカー市場に送る過激な提案が『C3プリュリエル』だ。サルーンからピックアップまで変身する、4人乗り2ドア多目的カーだ。「市場」というからにはショーカーではない。日本にも導入間近な『C3』をベースにした、量産型である。
シトロエンのデザイナーに与えられたブリーフィングは単純明快だった。技術的に進歩した2+2クーペをデザインせよ。スポーティな外観と、軽快で明るく広い室内であること。それが『Cエアドリーム』コンセプトだ。
旭化成テクノプラスは軽自動車向けの光るナンバープレートを開発し発売した。登録車用と違い文字が黒い軽自動車用ナンバーは光らせるのが難しかったという。
日野自動車は5日、小型トラック『デュトロ』にメーカーが架装まで行う完成車「ロボックス」シリーズを設定し発売した。シャシーと架装の一貫生産体制により品質、納期、サービスの全てにメーカーが責任を持つ。
日産自動車は、マーチに新開発の4WDシステム「e-4WD」を搭載したモデルを追加して5日から発売した。電気モーターを内燃機関と併用した4WDで、燃費改善、室内スペースを確保した。東北・北海道地区など、降雪地域を中心に販売を促進する。