【三菱『グランディス』発表】ベルトラインは「書」のココロ

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【三菱『グランディス』発表】ベルトラインは「書」のココロ
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『グランディス』で印象的なのはヘッドライトからリアコンビへと流れるように弧を描くベルトライン。そのココロは毛筆による線の余韻を表現したものである。オリジナルのデザインモチーフは2001年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー『スペースライナー』と『CZ3ターマック』にあるが、そのエクステリアには「エモーショナル・デザイン」が表現されている。

ベルトラインによってつながれた前後のライトもそれぞれ角と曲線を持った新しいデザインであるが、フロントから見たヘッドランプは複雑な曲線を描く。「その点は非常に苦労しました」と語るのは乗用車デザイン本部のミニバンプロジェクト・エキスパート、深井一広氏。

「我々はどこから見ても80点的なデザインはしたくありませんでした。動きの中で印象的な造形を考えた結果、この造形にになりました。ベルトラインとは対照的に直線的なテンションを持たせたキャラクターラインによって、流れるような線と面による連続感のある、エモーショナルなフォルムにしました」

グランディスはデザイン開発モデル1種類のみによって、早い段階から風景との対照をコンピューターで検討された。モデル検討の段階から、乗用車デザイン本部長のオリビエ・ブーレイ氏が関わったという。

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