新型『マーチ』の車内へのアクセスおよびエンジン始動は、インテリジェントキーによって行う。これはドアロック、アンロック、エンジンの始動および停止を一括してコントロールするというものだ。
新型『マーチ』のライバルはトヨタ『ヴィッツ』、ホンダ『フィット』、そして軽自動車との競合もあるのではないか。日産もこの4月から軽自動車『moco』を発売するというのに……。
新型『マーチ』のライバルといえば、当然ながらトヨタ『ヴィッツ』、ホンダ『フィット』だろう。しかし少子化傾向の続く今日、若者をメイン・ユーザーとするコンパクトカー・マーケットは今後、縮小傾向に向かうのではないだろうか?
新型『マーチ』のターゲット・ユーザーはどのような人々か。もちろん、日産のボトム・レンジを担うベーシックカーであるから、あらゆる年齢層に及ぶのだろうが……。
新型『マーチ』の開発コンセプトは「ユーザーフレンドリーを追求した、おしゃれな新世代コンパクトカー」である。では、具体的にはいったいどういうところが「ユーザーフレンドリー」なのだろうか? 開発のまとめ役、松岡俊光チーフ・プロダクト・スペシャリストに訊いた。
シトロエンはジュネーブ・モーターショーで新型高級ピープルキャリアの『C8』をデビューさせる。PSA-フィアット協同開発生産ミニバンのシトロエン仕様であり、『エバジオン』の後継車にあたる。発売は年末の予定。
新型『マーチ』は重要な欧州戦略車。しかも、マーチが欧州名『マイクラ』で戦うヨーロッパBセグメントは、数え切れないほどのライバルがひしめきあう超激戦区だ。
市光工業は松下電工と共同で、雨天時の視認性に優れた「バインダー式親水ドアミラー」を開発した。従来品の親水ミラーと比べて低コストで生産が可能で、今春から生産を開始する。
ベーシックカーといえども、『マーチ』に安全上の手抜きはない。日産は安全技術をインフォメーションセーフティ、コントロールセーフティ、インパクトセーフティの3要素からなるものと主張してきたが、新型マーチにもその思想は大いに盛り込まれている。
新型『マーチ』のサスペンションは前:ストラット、後:トーションビーム。フロントサスは、乗り心地と静粛性の大幅な向上が図られている。リアサスペンションは日産お得意のマルチリンクビームではなく、コンベンショナルはトーションビーム方式。