日本ガス協会は、11月13日から15日まで、東京都新宿区の新宿パークタワーで、2002天然ガス自動車ショーを開催すると発表した。
もはや東京モーターショーの常連で、しかも毎回人気を集めるのが、玩具メーカーのトミーがミニカーの「トミカ」をフィーチャーするトミカ・ブースだ。
日産自動車は、『ウイングロード』を一部改良して5日から発売した。QGエンジンに改良を加えて、出力、トルク、燃費を向上させるとともに、超−低排出ガス車(★★★)認定を受けた。さらに、前席にアクティブ・ヘッドレストを全車に標準装備。ボディカラーには、シリカブレス、ホワイトパールの2色を新たに追加設定。
日産の出品車『ビーライン』は、荷物を運ぶだけでなく、フロント部分はオフィスにもなるオールインワンコンセプトの次世代ビジネスステーション。デザインは日産デザイン部と、『エスカルゴ』も手がけた日産車体との共同によるもの。日産車体デザイン部の浅野康デザイナーは。「エスカルゴのことはある程度頭の中にあった」と語る。
いすゞという会社はモーターショーで突飛なデザインのコンセプトカーを出してくるというイメージが強いのだが、今回もその期待に負けず『FL-4』を出品している。デザインスタディのための完全なコンセプトモデルで、市販の予定はない。
RVを含む乗用車事業から完全に撤退することを表明したいすゞだが、今回のショーでは他の自動車メーカーに供給を行っている環境対応型ディーゼルエンジンを展示している。いずれも欧州などで高い評価を得ているものだ。