三菱自動車工業は31日、来月発売する新型車『コルト』に、内装や外装の仕様、装備を自由に組み合わせることができる新販売方式「カスタマーフリーチョイス」(CFC)を導入すると発表した。
三菱ブースでメインステージの陰にひっそりと隠れるように置かれていたのが『ランサーセディア・ワゴン』をベースとした商用車、『ランサー・カーゴ』だ。ワゴンの豪華装備を全て排除したら、こうなった…という感じのクルマだ。
三菱は小型トラック『キャンター』に新開発のパラレルハイブリッドと、オートマチックトランスミッションを組み合わせた『キャンターHEV』を出品している。想定する用途はコンビニエンスストアへの商品配送用で、市販化は2年後を目標にしているという。
三菱自動車工業は、クロスオーバーの『エアトレック』の内外観をリフレッシュするとともに機能・装備を充実して10月31日から発売する。
マツダは小型トラック『タイタン』にハイブリッドシステムを組み込んだ『タイタンダッシュ・クリーンディーゼル・ハイブリッド』を出品している。ベース車に使っているパーツを最大限に活かしたことが特長。
いすゞ自動車は31日、大型トラック『ギガ』にスピードリミッター(速度制限装置)をオプション設定し発売した。燃料噴射を制御することで最高速度を90km/hに制限する。
日産ディーゼルは今回のショーの目玉として『コンドルMKキャパシター・ハイブリッド・トラック』を出展している。パラレル方式ハイブリッドを採用した次世代トラックの中で唯一、今年6月から実際に市販が始まっているものだ。
ディーゼル規制などによる設備投資、運賃の価格競争など、運送業界はコストダウンを迫られている。その一つの答えがエコドライブ。それをドライバーに促すシステムが開発され、ミヤマより発表された。『MHS-01』がそれだ。
いすゞ自動車は30日、ワンボックス車『コモ』のバン仕様車にディーゼルターボ車を追加設定し発売した。新NOx・PM法に適合する環境性能を確保し販売量の拡大を図る。同時にバン/マイクロバス仕様車の安全装備を充実させた。
商用車というより、センスの良いカスタマイズという感じだったのが『ラパン』をベースにした「ピックアップ」と「カントリーバン」の2モデル。いずれも2シーター化されており、後部を本格的な荷台として活用したものだ。