トヨタとの先陣争い繰り広げられている市販燃料電池車。ホンダ『FCX』は12月の初めころ発売の予定。デザインは1996年に発表された電気自動車『EVプラス』をほぼ踏襲しているが、実はデザイン開発が、今は無き『ロゴ』よりも先だそうで、正しくは「ロゴがこちらに似ている」というべきらしい。
東ホールと中央ホールの間に千葉県の「起震車」が展示されている。クルマは『いすゞ』のエルフをベースにしたもので、搭載した「体験室」を揺らして震度2から7までを体験できる。横にはディメンションなど車両スペックも掲示され、このあたりが商用車ショーらしい。
いすゞ・井田義則社長によるプレスブリーフィング背景に使われたディスプレイ、実は出品車『FL-4』の荷台部分だったのだ。先頭部分と荷台を別個で作り会場でつなげたそうだ。東京渋谷で宣伝カーとして走る日も近い?
ホンダの出品車『アクティ・コンポ』は、仕事も遊びも楽しく使える商用車。ベースは『アクティ・トラック』で、単体でもちろんトラックとして使え、後ろにトレーラーをつなぐこともできる。これを被牽引車として登録すれば自動車税が8000円で済み、同じ全長のクルマ1台の自動車税よりも安い。
ホンダの出品車『アクティ・スポーツ』は“アクティブホビー・アクティブビジネス”をテーマに、一台のクルマで平日は仕事、土日は遊びにと使い分けられたらいいな、という提案。商用車の『アクティ』が改造のベースで、アオリを本体と一体にして乗用車感覚をプラスしたもの。
ホンダの出品車『スパイク・プロ』は、“乗用車を商用に使うとカッコいい”がテーマ。前席から後ろを荷室スペースとし、後席部分にフロアアンダーボックスを設置。小物を下に置いて荷室を大きく使うという提案がなされている。市販の予定はないとのこと。