日産自動車は23日、2002年度上期の決算修正と日産180の進捗計画の発表で、来年2月に国内で発売する予定の『ローレル』、『セフィーロ』統合後継モデル『ティアナ』のデザインを発表した。
楠田久プロダクトマネージャーによると、「WiLL『サイファ』の開発がはじまったのは2000年初め頃。当時は運転中の携帯電話の使用が問題となり始めた頃で、携帯と競合ではなく共存できないか、携帯が安全につなげられないか、ということから始まった」そうだ。
トヨタ自動車は22日『プレミオ』、『アリオン』に新グレード「スタンダードパッケージ」を設定し発売した。装備や仕様の簡素化を図り価格をベース車より10万円引き下げた。
富士重工業は、スバル『レガシィ・ツーリングワゴン』に「GT-B Limited II」を、『レガシィB4』に「RSK Limited II」を設定し、22日から発売した。
ペイントの大手BASF社が、来年の自動車カラーについての予測を発表した。北米市場に限って言うと、来年は様々なブルーカラーがトレンドになりそう。ブルーは「安定性」を連想させ、様々な要因で世情が不安定な今のアメリカではかなり好まれる色になる、という。
ホンダは22日、年内に発売する予定の燃料電池車『FCX』のプロトタイプを発表した。従来の実験車『FCX−V4』にくらべ航続距離を315kmから355kmに延長したほか、最高速度を140km/hから150km/hに高めた。国土交通省の認可を待って首都圏地域に限定してリース販売を開始する。
「育てるクルマ」として発表されたWiLL『サイファ』。“コミュニケーション”がテーマのクルマとして開発は始まったが、それをどうデザインに落とし込むのかは気になるところ。担当デザイナーによると、アニメに出てくるような、ディスプレイ一体型ヘルメットがテーマだそうだ。
外形デザインのチーフである服部繁也担当員によると「ハイラックス・サーフはもともとトラックをベースにしている。ピックアップトラックは個人主義と自由の象徴、開拓のイメージの力強いトラックの上に、自由なイメージであるスポーツカーをのっけた」と語る。
新型『ランドクルーザー・プラド』の開発当初の開発リーダーは近藤丈夫雄チーフエンジニア。20年以上歴代『ランドクルーザー』の開発に携わってきた人物だ。彼の頭の中には「俺がランクルだ。ランクルはこうあるべき」というはっきりしたイメージがあった。
マツダは、20世紀フォックス社が5月に公開する予定の映画『X-MEN2』の制作に協力すると発表した。映画には、マツダが来春に発売する予定の『RX-8』をベースにした映画専用車両『Xカー』が登場する予定だ。