スマート初の4人乗り『フォアフォア』(For Four)が公開された。車格にあわせてエンジンも拡大され、1トンをきる軽量ボディと組み合わされて、侮れない速さを披露する。スマートのアイデンティティである「トリディオンセーフティセル」を2つの素材とカラーで表現し、スマートファミリーであることをアピールしている。
第5世代となるVW『ゴルフ』にも、やはりGTIは存在した! ワールドプレミアとなったゴルフGTI、今回はデザインスタディとしての出品だが、出展車両は生産間近の完成度である。
『キューブ・キュービック』のCMには「ソファ×ソファ×ソファ」という言葉が出てくる。ソファのような座り心地の3列シートを備えたクルマを強くアピールした。だが、2種類が作られたCMのうち、一方は6人乗車、もう一方が7人乗車と使い分けられている。
いち早くセンターメーターを取り入れた先代をさらに進化させた新型『プリウス』のインテリアデザインだが、乗り込んでそのシンプルさに驚く。インパネにボタンやダイアルがほとんど見当たらない。
4日、ホンダは『ライフ』を全面的にモデルチェンジし、5日に販売を開始した。今回のモデルチェンジにより、盗難防止用のエンジンイモビライザー付き全方位感度カードキー、燃費、オド・トリップ・タコメータから持ち主の個別情報までも表示できるマルチインフォメーションディスプレイが搭載された。
9月9日、世界最大のモーターショー、IAA=フランクフルトモーターショーが開幕した。2日間のプレスデイ、さらに2日間のトレードデイに続いて、一般公開は13日から21日までとなる。テーマは「Cars - Pur Fascination」。「クルマ、純粋な魅力」とでも訳せるか。
フォードは9日、フランクフルト・モーターショーでデザインスタディの『ビーゾス』を披露した。数年後のフォードデザインをはじめて具体的な姿にしたコンセプトカーだ。「もっとも重要なことはフォードであること、フォードのデザイン言語を話すこと」とフォード・オブ・ヨーロッパの製品開発担当副社長、デリク・キューザック。
マツダは9日のメディアデイから始まったフランクフルト・モーターショーで、コンセプトカーの『クサビ』(楔:くさび)を発表した。マツダのブランドDNAである“Stylish”、“Insightful”、“Spirited”のさらなる進化だという。『デミオ』のプラットフォームをベースとし、1.6リットル直噴ターボディーゼルエンジンを搭載したスポーツカーだ。
デザインで注目すべきはダイナミックなエクステリアだけではない。はっきりとしたラインとリズム感が奏でるハーモニーが新型『5シリーズ』のインテリアの特徴だ。それまでの「包まれ感」から「開放感」へとシフトしたデザインからはスピード感すら感じさせる。
9日のメディアデイからフランクフルト・モーターショーが開幕、アウディは『ルマン・クワトロ』コンセプトを発表した。アウディによるルマン24時間耐久レース3連覇を記念して開発されたロードゴーイング高性能スポーツカーのスタディだ。言い換えればモータースポーツ技術を公道走行可能なクルマのデザインに融合させたのである。