ホンダの米国販売会社、アメリカン・ホンダモーターは9日(現地時間)、排ガスのクリーン度が高い天然ガスを燃料にした『シビックGX』の一般ユーザー向け販売を、2005年春をめどに開始すると発表した。
シビックGXは、低公害車のバリエーションとして1998年に発売。これまでは官庁などの大口顧客向けに限って販売してきた。今回、家庭用の天然ガス充てん装置も開発・販売できるようになったため、一般ユーザーへの販売に踏み切る。
当面はカリフォルニア州内での限定販売とする。家庭用充てん装置は、アメリカンホンダが出資するカナダの「フューエルメーカー」と共同開発した。