『IMAS』はCD値0.20の超軽量カーボンコンポジットボディで驚異の燃費リッター40kmを実現するハイブリッドスポーツ。スタイリングには「テクノロジー」と「エモーショナル」を融合したホンダデザインの合言葉である「テックセンシャル」なエッセンスが感じられる。
ミニバンであっても乗用車としての高い質を備えていること。そんな発想から生まれたのが『ASM』。ダイナミックで先進的。都市を悠々と走るクルーザーをイメージしたデザインは、大らかで上質な中にもホンダらしさが表れている
スポーツカー造りにおいて「操る楽しさ」にこだわり続けてきたマツダ。「ライトウェイトオープンスポーツにおける究極のファントゥドライブ」を目指したのが、マツダ『息吹』である。人馬一体の走りを具現化するレイアウトとデザインから、未来のロードスター像の息吹を感じることができる。
日常を楽しむ次世代コンパクトスポーツを標榜する『クサビ』。アグレッシブなデザインに目を奪われるが、「デイリースポーツ」としての使い勝手と、そのアイデアから生まれた仕掛けが満載。コンパクトの流れにクサビを打ち込むスポーツカーの登場である。
マツダの「Zoom-Zoom」スピリットをフルに体現し、全く新しい6シーターコンセプトを提案する『鷲羽』。ローシルエットなプロポーションの中に、人とクルマのあり方を追求。デザインとファンクショナルな仕掛けが高次元で融合している。
『SE・RO』(セロ)コンセプトは、大人のための秘密基地である名前の由来はSecret Room(隠れ家)から来ている。少年時代の思い出にあるヒミツ基地をイメージし、その中で自分だけの時間を過ごす。
三菱『i』(アイ)は超低燃費と超低排出ガスの両立とともに、人々のマインドとライフスタイルに豊かさと楽しさを与える「限られた寸法のなかでいかに広い室内空間を実現するか?」を提案するコンセプトカーである。
三菱自動車ブースのメイン展示はコンセプトカーの『i』と『SE・RO』(セロ)。特にSE・ROは世界初披露であり、三菱ブースでは最も注目を集めるであろう。
スバルデザインは確かに変わった。チーフデザイナーのアンドレアス・ザパティナスが指揮をとった『B9スクランブラー』はコンセプトカー『B11S』の流れを引き継ぎ、新しい「スバルらしさ」を感じさせる。航空機メーカーのDNAを秘めた2シーターオープン。まさに陸上を飛ぶかのようなスタイルだ。
これからの都市型ライフスタイルにフィットしたクルマ。スバルの答えはミニマムな電気自動車だった。コンパクトなクルマを運転することの楽しさを思い切り表現した『R1e』は軽規格という枠を超えた躍動感に満ち溢れている。