ミニバンであっても乗用車としての高い質を備えていること。そんな発想から生まれたのが『ASM』。ダイナミックで先進的。都市を悠々と走るクルーザーをイメージしたデザインは、大らかで上質な中にもホンダらしさが表れている。
エクステリア担当のデザインAスタジオ、小万修二研究員は語る。「エクステリアは大海原を豪快に走るクルーザーのイメージです。鯨のようにゆったりとした気持ちで乗っていたい、そんなシンプルでダイナミックなデザインにしました」
「オーバルフォルムと名づけたように、Aピラーには今までにない湾曲を持たせ、ラウンドしたグラフィックは視界のよさと空力を両立しています。インテリアではアメニティを追求しました。低床のパッケージングを活かし、クルーザーのラウンジをモチーフとして、8人がゆったり過ごせる空間を演出しています」と続ける。
社内の流行であるシャープなヘッドライトで新しいホンダフェイスを見せるASM。上級ミニバンクラスに新風を巻き起こすか。