『クラウン・コンセプト』の姿は、ステージに上がっているのが不思議なほど完成度が高く、すでに市販しているクルマといっても違和感がないほど。
トヨタが初めて東京に設けたレクサスブースに置かれる『LF-S』(LEXUS Future-Sedan)と名付けられたビッグセダンは、全長4.91m、全幅1.895mと堂々としたサイズ。搭載するパワーユニットは、V型8気筒エンジン+交流モーターによるハイブリッド。
V型8気筒、排気量4.3リットルという大きなエンジンを搭載するSUV、『LF-X』。レクサス(トヨタ)からも高級大型SUVジャンルへの殴り込み。
モーターショーのトヨタブースには、8台のコンセプトカー(うち2台はレクサス・ブランド)が展示される。ブース全体を見渡すと、やはり「環境」に対して、巨大自動車メーカーとしてどう対応していくかというメッセージを発信しているというイメージが強い。
日産『FUGA』(フウガ)のデザインテーマはジャパニーズ・モダン。ヒノキ色の本白木をあしらったセンターコンソールや、漆調の塗装を施したウッドパネルの内装で「和」を表現しながら、外観は躍動感あふれるスポーティなスタイルを取り入れた。
日産『セレニティ』は次世代のマルチパーパスサルーンだ。セダンのスポーツラグジュアリー性とミニバンの居住性能を兼ね備えたクルマで、ストレスフリーシートを備えた豪華な内装が最大の特長となる。
左右のガラスルーフが電動でスライドし、気軽にオープンエアが楽しめるセンタースロットイン・ルーフを備えたクルマが『レディゴ』だ。ホディの四隅が丸く、まるでゴムボートが宙に浮いたかのようなスタイリングも面白い。
燃料電池スタックに新開発の「スーパーモーター」、コンパクトリチウムイオン電池を組み合わせた『EFFIS』(エフィス)は未来のシテイコミューター。限られた全長に3名+アルファ1名が快適に乗車できる空間を作り出している。
5ナンバーサイズのコンパクトなボディだが、全高を高くしてゆとりある室内空間を実現したのが『C-NOTE』(シーノート)だ。上質なインテリア、取り回しや乗降性の良さなど、様々なコンフォートを凝縮したクルマに仕上がっている。
最先端のデザインで独自の世界観を表現するイギリスのConran(コンラン)グループがデザインを担当しているのが『Cube3+Conran & Partners』(キューブ・キュービック コンラン&パートナーズ)だ。