『レディゴ』のコンセプトは4人でワイワイするためのクルマであるが、『マーチ』ベースのコンパクトな車体とはいえ何故3ドアなのか?
環境のことを真剣に考えるユーザーのためにデザインされたのが日産『エフィス』。空気の中にいるような、クルマに乗っていることを忘れるくらいのシンプルなインテリアデザインをめざした。
日産『キューブ・キュービック+コンラン&パートナーズ』(参考出品)では、インテリアはカラーが肝。そしてインストルメントパネルも独自のデザインで、モチーフのマル(円)がインテグレートされる。
マツダ『イブキ』(息吹)が目指したのは「究極のライトウェイトオープン」。重量は明らかにされていないが、外装の多くとリアフロアパネルに強化プラスチックを採用、アルミ製のブレーキディスク、カーボンファイバーのプロペラシャフト、パワープラントフレームをなど軽量素材を多様した。
「モノを大切にする方をターゲットにしています」とデザイン部の高橋さんは、三菱『SE・RO』(セロ)コンセプトの素材や色について語る。
三菱『i』コンセプトのインテリアは、空間を広くみせたいからシートは透明。しかも、フロントシートとリアシートの意匠はそれぞれ違ったものになっている。
スズキ『モバイルテラス』コンセプトは、平べったい土台の上にハコを置くのではなく、さらに広い空間を作り出してしまおうというクルマ。
スズキ『ランドブリーズ』コンセプトは環境だけでなく、同乗者にも優しい配慮が。まずエントランスは2+2ドアを採用、小型であるが大きく開く。そして、開くのと同時にサイドシルが自動的に外側に開いて、フロアまでのステップが一段増え、小さな子供にも自分で登らせることができる。
フェラーリは新型2+2クーペ『612スカリエッティ』の写真を発表した。スカリエッティは、フェラーリ創設期にデザイナーとして活躍し、アルミ加工による曲線美のマスターと呼ばれたセルジオ・スカリエッティ氏。
先代までのパッケージングを捨て、新型『オデッセイ』はなぜこのような大胆なフルモデルチェンジを行ったのだろうか。開発責任者、竹村宏氏は「同じコンセプトを究極まで進化させた形」と説明する。