欧州自工会、「中東欧自動車ハブ」設立…EU政策議論での発言力強化へ

欧州自工会(ACEA)が「中東欧自動車ハブ」設立
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欧州自動車工業会(ACEA)は、チェコ、ポーランド、ルーマニア、スロバキアの各国自動車業界団体と連携し、「ACEA中東欧自動車ハブ」を設立したと発表した。

新ハブは、ACEAと各国自動車業界団体の協力を強化し、EU政策議論において中東欧地域の自動車業界の声をより適切に反映させることを目的としている。

ACEAのシグリッド・デ・フリース事務局長は「中東欧地域はEU車両生産の約3分の1を担い、バリューチェーン全体で約200万人を雇用している。ACEA中東欧自動車ハブの設立により、より緊密な協力に向けた重要な一歩を踏み出し、この地域からの国内情勢がEUレベルの議論により良く反映されるようになる」と述べた。


《森脇稔》

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