デンソーとドリームインキュベータ(DI)が共同で行う「製造・モビリティ分野向け統合デジタルプラットフォームのインド社会実装事業」が、国際連合工業開発機関(UNIDO)の「グローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム」に採用された。
本事業は、インドの製造業における物流やCFPなどのサプライチェーンの最適化と、自動車のアフターマーケットにおけるユーザーの利便性向上につながるバリューチェーンの構築を目指すもの。また、本事業の参加パートナーの生産性向上と競争力強化に加え、インド製造業の競争力強化に資する人材育成にも貢献しようとするものだ。
事業期間は2025年7月から2027年11月で、統合デジタルプラットフォーム「Solwer」のインド社会への実装に向けた実証を推進する。DIは事業開発支援とプロジェクト全体の管理・調整を担い、デンソーは開発したアプリケーションの運用および現地での実証と事業展開を主導する。