三菱『i』コンセプトのインテリアは、空間を広くみせたいからシートは透明。しかも、フロントシートとリアシートの意匠はそれぞれ違ったものになっている。シートの違いは、主に使われるのがフロントシートであることを表現したものだが、透明シートは市販化の段階で普通のシートになるとチーフデザイナーの竹屋正道氏は言う。有機的な曲面を持つインストルメントパネルは、フローティングデザインを採用し、ダッシュボードから独立した要素とさせている。モチーフはえんどう豆だそうだ。