『セレニティ』のエクステリアデザインを担当したジョンサース氏は、前回の東京モーターショーの『GTR』コンセプトの内装を手がけた人物である。ベトナム出身のアメリカ人である彼のイメージする和とはどんなものだろうか。
日産のコンセプトカー『レディゴ』に採用されているセンター・スロットイン・ルーフは、オープンカーとクローズドカーとのハイブリッドを具現化したものなのである。ルーフ左右のガラス部分は中央部分にスライド格納される。
日産『エフィス』のデザインで、バブルキャビンの中にシャープなラインがあるのは“きびきび走りたい”をイメージしたもの。
日産『キューブ・キュービック+コンラン&パートナーズ』は主にコンランの視点から和風にしてあるので、日本人の考える和風とは違うところが、そのまま他のコンセプトカーと違うところ。
北米ですでに販売されている日産『ムラーノ』が東京モーターショーに出展される。スタイリッシュなクーペかワゴンのようなクロスオーバーSUVである。北米ではエンプティネスターと称される子供が巣立った夫婦がターゲットになっている。
マツダ『息吹』のパワーユニットは1.6リットルの直噴4気筒MZRエンジンに、ハイブリッドモーターを組み合わせたもの。低域ではモーターがトルクアシストを行ない、信号待ちではエンジン停止、発進時には自動始動を実現するほか、減速時にはモーターが発電機となりバッテリー充電まで行なう。
マツダ『鷲羽』の内装の特徴はステアリングホイールをインストルメントパネル内に収容できること。収容と同時にパネル自体も奥に引き込まれるため、駐車時の乗降性や、セキュリティにも優れる。
高氏稀氏料によれば、懐かしさと未来間を融合したという『SE・RO』(セロ)のエクステリアデザインは飛行船のイメージ、と発表されているが、デザイナーの太田敏生氏は飛行船というより、飛行艇をイメージしていると語る。
一言でいえばこの『i』のスタイルはワンモーション。まさにバブルキャビンといった感じだ。躍動感や前進感をイメージさせていると語るチーフデザイナーの竹屋正道氏は、モチーフは和菓子であるともいう。
スズキ『Sライド』コンセプトは今までにない“2ケツ”のカタチの提案である。キャノピーはついているものの、腰下にはプロテクションがないので外気と触れ合うことになり、街と一体化できる。