昨年5月にマツダは見事に生まれ変わった。アテンザ、デミオ、RX-8に続いて4番めのニューモデルとして登場したアクセラ。どれも運動性能が非常に優れていて、各国で高い評価を得ている。
新アウトバックは、ぼやけてしまった旧型の外観を一新し、室内の質感を一段と、いや、二段と引き上げた。新たに装備されたアイボリー色のシートやトリムなどが明るく、室内をより広く見せる。
やっぱりプジョーは格好いいね。ましてや、スポーツモデルのRCとなると、もうたまらない!今現在、もっとも格好いいホットハッチに違いない。
プジョーにしてはハードなサス。でもしなやかさはある。ハンドルは重く、フロントタイヤ限界ギリギリでの操舵感覚はズッシリとステアリングに伝わり、アクセルの踏み方次第ではアンダーやオーバーを覗かせる。
車高を高くしても低くしてもこんなにカッコよく見えるクルマもめずらしい。スタイリングはレガシィのラインナップで一番好きかも。
キュートなボディだからって206RCを甘く見てはならない。RCのネーミングはWRCを意識したからのようで、つまり走りに特化したモデルであることを語るのである。
アクセラの本来の生きざまは、居住性や経済性を高度にバランスさせることなのだ。 が、そこはマツダのこと、走りにもアップデートな香りを込めている。
フィットと同じクラスの206に、ハイパワースペックの2リッターエンジンを搭載したのだから遅いワケありません。
乗るとファミリアよりひとつ上の車格のクルマになったことがすぐわかる。ボディ重量からして10%以上重くなっているのだから当然か。
背が高いのが取り柄のミニバンなのに、あえてローフォルムにして登場。室内スペースはまったく犠牲にせずに、走りを際立たせているのである。