さらに驚いたのは静粛性の高さ。アイドリングや走行中のサウンドが低く、快適。動力性能は、ターボ仕様では普通車と同じレベルで走れ、ストレスがない。
最大のキモはスタイル。ややMCCスマートに似たフロントマスクが気になるが、「軽規定」でがんじがらめの新型ワゴンRやムーブとはひと味もふた味も違う。
新ストリームは、ハリウッド女優ほどの大掛かりなフェイスリフトを受け、インテリアの質感もマニキュアして向上した。確かによくなった。
ライフターボのドライバビリティは、ほとんどリッターカーとおんなじレベル。別に特別な新技術じゃないんだけど、これだけターボラグを抑えたってのは、軽エンジンの革命だよ!
新型はより広い室内、新開発のリアサス、と新4ATを売りにしている。ま、ホンダが作ってんだから、ハンドリングや性能は相当いいレベルに仕上がっている。
あくまでも軽自動車としての評価になるが、フィットクラスのコンパクトカーと競合し得るクルマとして作られたライフは全体によくできたクルマだと思う。
搭載エンジンは基本的に従来と変わらないが、足回りはアブソルートという新グレードに合わせ、しゃきっとした感じの引き締まった乗り味に変更されたのが好感の持てるところ。
どうなってんのこの顔。もともと俺はストリームのデザインが嫌いだけど、このお面は決定打だ。バランスをすべて無視して、恐ろしい厚化粧をしたもんだ……。
長い間BMWは新しいメカニズムの採用を避けてきた。ABSや姿勢制御装置といった新技術の導入をすべてベンツに任せ、安定した頃を見計らって搭載してきたのである。
従来型のプリウスはクルマとしての魅力が薄かった。売れ筋でない4ドアセダンというだけでなく、スタイルだって普遍性ない。