機械としての完成度は高いから、乗って楽しく使って便利。性能も室内スペースもダイハツ・ムーヴと互角の勝負だ。助手席の下の物入れなど、細かい気配りも嬉しい。
ズバリ、かっこいい。エクステリアのみならず、インテリアもメーターパネルなどがお洒落だ。ついでにバケットシートもデザインがよく、サポートもしっかりしている点はRCの名に相応しい。
意外にもマイルドな乗り心地だ。今までのオデッセイとはがらりと変った。ハンドリングはぐっと大人びた印象。しっかりしたシャシー剛性でリニアリティが高く、クセがない。
レガシィシリーズはいずれもかっこいいが、アウトバックはとくにいい。樹脂製のオーバーフェンダーやガーニッシュでスポーティ感がさらに高まった。
セダン、ハッチバックともにリヤのデザインが魅力的。またインテリアもお洒落で質感は高い。ヨーロッパ車的でファンなデザインだ。
顔が大きく変わった。精悍になったよね。でも一番変わったのはサスペンションのフィーリングだ。しなやかさを身に付けた。
パキッと気持ちよく筋の通った、セロリみたいなスポーツセダン。全長4.5mそこそこに抑えたサイズも使いやすい。
何よりパッケージングが二重マル。“低いミニバン”でヒットしたオデッセイの特徴に、よくぞここまでこだわった。
世界ラリー選手権のコスプレ。本物とは違うが、タフな走行感覚が嬉しすぎる。バシッと締め上げられたサスも、どこから踏んでも有効なパンチをくり出すエンジンも、名ばかりのヤワなスポーツセダンとは次元が違う。
まず、ザバッといいましょう。新オデッセイのハンドリングはピカイチ。コーナリング性能や乗り心地は欧州の高級スポーツセダンほどのできだ!