プジョー『208』に追加された「GTi」は軽快感にあふれたクルマだ。シリーズの頂点に立つスポーツモデルで、搭載エンジンは馬力で表示すると200psの実力だから、相当にスポーティなクルマだが、がちがちに固めたモデルでないのが良いところ。
ホンダ『フィット』は、センタータンクレイアウトをベースにしたパッケージングや、自在な使い勝手を実現するシートによってクラス最大級の室内空間を持っていたが、今回の3代目モデルではボディサイズを拡大することで、更に広い室内空間を持つようになった。
新型『ハリアー』には、ハイブリッド車のほかにガソリン車も設定される。搭載するのはレギュラーガソリン仕様の直列4気筒の2リットルで、CVTとの組み合わせで151ps/19.7kgmの性能を発揮するというものだ。
ハイブリッド車の燃費競争まっただ中にいるトヨタ『アクア』がマイナーチェンジされ、JC08モードで37.0km/リットルという数値を実現した。
かつてはレクサス『RX』のトヨタブランド版であった『ハリアー』だが、この3代目からはレクサスRXとの関係はなくなり、プラットホームも『RAV4』と共通のものに改められた。ガソリンエンジンモデルは2.0リットルエンジンのみとなった。
ボディ剛性はいいわ、燃費はいいわ、乗りやすいわのゴルフ。みんなに愛されるとなると、反発したくなる人がいても当然だろう。そんな人には『ゴルフ GTI』である。
何も聞かず、何の資料ももらわず、メーターを確認することなく『X5 xDrive35d』に乗ったなら、このクルマがディーゼルエンジンを搭載するクルマだと気づく人は少ないだろう。
フルモデルチェンジしたBMW『X5』のラインアップには、「M Sport」のほかにもうひとつ、個性を際立たせたバリエーションが用意される。それが「xLine」だ。
ここ最近のトヨタ車中、傑出した外形&内装デザイン、と断言したい。実車のミステリアスな佇まいは実にクールで、人の気持ちを引き込むチカラがある。
「2013ー2014日本カー・オブ・ザ・イヤー エモーショナル部門賞」を獲得したマツダの『アテンザ』。“魂動(こどう)”がデザインテーマの外観は、依然として、しなやかでありながら力強いフォルムに個性を感じる。