現行型のBMW『5シリーズ』は2010年にデビューした。従来型までの5シリーズは、スポーティ・セダンとしての評価が高かった。その価値はすでに市場に認知されただけに、現行型はスポーティかつエグゼクティブ・セダンとしての価値を磨きあげている。
20S、15S セダン AT、ハイブリッドときて、最後に試乗したのが、この15S スポーツMTだった。今回試乗した中では一番シンプルなグレードで車両価格が安い。ところが、これが予想以上に痛快な走りを楽しませてくれたのだ。
フェイスリフトを受けた最新『5シリーズ』の新旧デザインは、例によって非常にマニアックな差だ。
『クラブマン』ではなく『クラブバン』。2013年中に追加されたMINIのバリエーション中、地味ながらもひときわ個性を放つモデルである。
あのBMWがSUV!?……と、軽い衝撃を覚えた初代から数えて早3代目。後発ライバル車も数多く登場したが、全世界で130万台以上を販売したという『X5』が、また新しく生まれ変わった。
『MRワゴン』はモデルをごとにコンセプトを変えるという変わった遍歴をたどってきた。
現行『カローラ』は海外向けとは異なる専用モデルになり、ヴィッツ系の基本プラットホームを採用する。同じプラットホームを使ったクルマにアクアがあり、アクアのハイブリッドシステムを移植したカローラハイブリッドが登場した。
『ランドクルーザー プラド』がマイナーチェンジを受け、内外装のデザインを変更したほか、装備の充実化、乗り心地の向上などを図った。
2014年モデルの『レンジローバー』のラインアップが改められた。エンジンでは、これまでの5リットルV8に代わり、新たに3リットルのV6スーパーチャージド(340ps/450Nm)を新設定。トランスミッションは副変速機付き8速ATで、JC08モード燃費は8.5km/リットルとなっている。
アクセラ セダン15SのATに試乗した。ちなみにアクセラのセダンは1.5Lガソリンとハイブリッドのみ。2Lエンジンと間もなく追加されるディーゼルはハッチバックのみの設定だ。