メルセデスの新型『Sクラス』を見ると、変化の幅が小さいように見えるかもしれない。デザインはキープコンセプトだし、パワートレーンは改良を受けているものキャリーオーバーだからだ。
VW『ニュービートル』から『ザ・ビートル』に変わった3代目モデルにもオープンボディの「カブリオレが」追加設定された。
マツダのデザインは、波にのっている。国産車が苦手な色気の出し方がすごくうまい。昼間見るときはもちろんだが、夜、都市の灯りのなかにたたずみながら自らも発光している姿は、思わず目をとめてしまう。
軽自動車の世界で厳しい燃費競争を展開しているスズキは登録車のスイフトにも新しい低燃費技術を投入してきた。デュアルジェットエンジンと呼ぶインジェクターを2個装着した新エンジンがそれで、FF車の燃費を従来に比べ一気に20%以上も向上させ、26.4km/Lを達成した。
8年振りのフルモデルチェンジで登場した新型Sクラスには、従来モデルから大幅な進化を遂げた『S 400 ハイブリッド』が設定されている。
街中でEV走行していると「おや!?」と振り向く人が意外と多い。どうやら“プリウスじゃないこのクルマはマツダの何?”と思うらしい。身近なCセグメントでもあり、注目度はなかなか、である。
カスタム=走り系。ただし、走り系=いかついデザインが好きというわけではなく、適度に感情を抑えたフロントマスクである。いかついのがお好きな方は、ぜひ、オリジナルパーツを組み合わせていただきたい。
スズキ『パレット』改め『スペーシア』はデビューした当初は標準モデルだけの設定だったが、後からスポーティな外観を持つ『スペーシアカスタム』を追加した。
Nシリーズ絶好調で、勢いづくホンダのワゴンである。極限まで大きくしない、でも十分に広い。
歴史に裏打ちされた伝統を今に受け継ぐベントレー。その新型『フライングスパー』は全長5295mm、全幅1976mmという堂々たるボディを持つ。