【ホンダオデッセイ アブソルートEX 試乗】欧州ミニバンのような安定感…島崎七生人

試乗記 国産車

ホンダオデッセイアブソルートEX
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かなり大胆な「アブソルート」の面構え。その迫力が見えにくくしているが、車高を150mmも高めたという割には、ホンダ新型『オデッセイ』のフォルムは破綻がない。

個人的には“初代のプレーンさと3代目のノーブルさが融合した印象”に思えた。前から後ろまで一直線に走るベルトラインのクロームのアクセントもセンスがいい。

そして驚いたのが走りだ。サスペンションもステアリングも実にしっとり、スッキリと質感がある。山道でも既知の欧州ミニバンのような安定感が味わえ、重心が低いのは当然として、頭が振られないのがいい。走行中の乗り心地も決して締め上げられたところがなくフラットかつスムースで快適。標準車にもコチラの足を適用してもらってもいいほどに思える。フロントに遮音ガラス、サイドガラスも厚みをアップ、アブソルートではドアの防音材もより奢られているそうで、走行中に目の高さで感じられるようなノイズがほぼ消されているのもいい。

2.4リットルの直噴DOHC i-VTECエンジンはレギュラーガソリン化し、JC08モード燃費14.0km/リットル(FF・8名乗り)を達成。190ps/24.2kgf・mの性能は、中速トルクを上げ実用領域を運転しやすくした、というもの。その成果はテキメンで、力強い加速と息の長い加速が味わえる。CVTもレスポンスのよさが特徴で、どんな領域、場面でもストレスなく走らせることができる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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