“RS”の名を持つスポーツモデルゆえ、エアロパーツで強面風に仕立てられたというのに上品で優美な貫禄がにじみ出る。アウディのデザインにはいつもながら恐れ入るばかりである。瞬発力を表現する背の低いボディ。
『A5』のスポーツモデルとなる『RS5』には、V型8気筒4.2リットルの自然吸気DOHCエンジンが搭載されている。
昔風に言えば“コークボトルライン”と呼べる前後フェンダー部も、『RS5』は『A5』よりさらに専用に拡幅されている。
テスラ『ロードスター』試乗車には、ダッシュボードやサイドシルなどに、オプションのカーボンファイバーアクセントが装備され、スポーツイメージを高める。
外観からして、通常の『MiTo』と少し違うムードを漂わす。チタニウムグレー色に専用塗装された18インチホイールや赤い前後ブレーキキャリパー、リングと内側がチタン色の専用ヘッドランプ等が、外観全体をシャープに引き締めているからだ。
BMWがツーリング(Touring)と名付けたハッチバック・モデルの歴史は旧く、BMW最初のメガヒットとなった02シリーズに登場した1975年にまで遡る。
『5シリーズ』にツーリングが追加されるのに合わせて、直列6気筒2.5リットルエンジンを搭載した「523i」が設定された。
かっこいい。このクルマを語るなら、もうそれだけで十分なんじゃないだろうか。
密度の高いボディ。メルセデスに対峙すると、どうしてもこんな言葉が浮かんでしまう。同じ大きさでも、こっちの方が重い気がしてならない。乗り込んだときの重厚感と包み込むような安心感がそう思わせるのか。
『カングー』に追加された「ビボップ」は、後部のルーフがオープンになる変わったボディを持つクルマ。グラスルーフとテールゲートのガラス部分を開けて走ると、後部の屋根がなくなった形になり、正に開放感いっぱいの走りが得られる。